広報は目標に最短距離で到達するためのブーストをかける存在。

2019年7月、ガイア動物病院（東京都杉並区）開設。「動物病院としてやれることはなんでもやる、ちょっと便利な動物病院」を目指し、ワクチン、フィラリア予防はもちろん、多数のサービスを提供する。診察では可能な限り専門用語は用いず、わかりやすい説明を心がけている。

ーメディチョク導入以前は、どのような広報活動を行っていましたか

開院当初は一人も来院がない日もあったので、何か宣伝的なことをやらなければと思ってはいましたが何をすれば良いのか分かりませんでした。看板を出すことやチラシを置いてもらうことなど、小さなことしか考えられなかったので、メディア掲載なんて思いつきもしませんでした。そういう状況だったので手頃な価格でメディチョクを始められたのは良かったです。

普段からブログを書いており、文章を書くことに抵抗がなかったことも大きいと思います。ブログは開院前から書いているのでもう６年目です。自分の勉強のため、学んだことをまとめようと思ってはじめたのですが、読んでくれる人が今も増え続けています。

ーメディチョクを使ってみていかがですか

次々と案件を振ってくれるので、広報のために何をすればいいのか悩まずにやれるのは楽ですね。先月も７、８件のメディア案件をこなしました。一方で、通常業務だけでも忙しいので、広報までやるとなると正直大変なときもあります。同様の理由でほとんどの先生方は広報をしないんです。

開業していればだんだんと知名度も上がるし、食べるのに困るわけではないので満足してしまうんです。でも少し継続して広報を頑張ってみて良かったです。開業後１０年かけてたどり着くはずのところに４年目でたどり着けている実感があります。医院の成長にブーストをかけた感覚ですね。

ーメディア露出に対する周囲の方の反応はいかがですか

あちこちのメディアに出ているよねとは言われます。Yahoo!ニュースに載った際は流石に少し緊張しましたが、周囲の反応は良かったです。社会的にも認められている先生なんだなということで来院される方もいますし、メディア露出をすることでイメージが良くなっているのはラッキーですね。

うちの子が診てもらっている先生が、どんどん有名になっていくので嬉しいと言ってくださる方もいました。動物病院は地域の方のためにあるので、メディアに出ることで全国からお客さんに来てもらうというよりは、お客さんたちの安心感に繋がれば良いなと思っています。

ー紹介で来ましたという方は増えましたか

元々来てくださっている飼い主の方の紹介で来ましたということは増えましたね。やはり飼い主さんのお散歩仲間での口コミって強力なんです。その場にいるわけではないのでわかりませんが、会話のネタとして使ってもらえている感じはあります。有名な先生だよという言い方をしてくれている方もいるみたいで、有難いですね。

ーメディア実績を生かすコツは

毎月、院内新聞をつくっていてそこにメディア掲載情報を載せています。ホームページにも載せているのですが、最近はメディア掲載が多すぎてお知らせが埋もれてしまうのでまた新しい工夫をしようと考えているところです。ホームページの運用についてはメディチョクの方にもアドバイスをいただきました。

ーメディチョクはどのような方におすすめですか

何でもやってみたい方におすすめですね。依頼される記事のテーマは、正直気にしたこともないような細かなものだったりするので、そんな内容によく気付いたなと感心しています。メディアが記事にすることは、飼い主さんが気になっていることでもあるんです。だから、そのまま診察の際のネタとしても使えるんですよ。世界が広がるし世の中の傾向がわかるので、やってみたら面白いと思います。