利用半年で大手ビジネスメディアなどの取材依頼を次々獲得。

2022.12.29 士業

オンライン上で気軽に相談できるオンライン専門の税理士事務所「板山翔税理士事務所」代表の板山翔氏。オンライン税理士事務所の先駆者として大小様々な会社のビジネスを支援している。

メディチョク導入半年にしてYahoo!ニュースに複数の記事が転載され、某大手ビジネスメディアでは連載企画を持つなど着実にメディア露出を重ねている。同氏に話を伺った。

ー現在の事業内容を教えてください

オンライン専門の税理士事務所を運営しています。顧問先は小さな会社が多く、経営者自身がお忙しいのでお互い訪問しなくても良い方法をとオンライン専門事務所を立ち上げました。

ー経営の中で広報の役割をどこに置いていますか

第一はクライアントサポートです。お客様に信頼してもらうためにも発信する情報自体に重きをおいています。勿論、新規集客もできたらとは思っていますが、それは副次的なものだと捉えています。

ーメディチョクと出会う前はどのような情報発信を行っていましたか

オンライン専門であることで、お客様との接点は減ってしまうので、代わりにメルマガやブログでの情報発信に力を入れていました。フェイスブック広告を出してそこからメルマガ登録を促す形でした。

ーどのような点に課題を感じていましたか

メルマガやブログだと一般の方の目に留まりにくいことが多く、折角書いているのだから新規集客にも繋げられたらとは思っていました。士業は経営者というよりは職人なので、そもそもの業務で忙しいというのもあります。

私も時間を捻出して情報発信に力をいれられるようになったのですが、そこに至るまでのハードルは高いと思います。周りの同業の方を見ても広報をやろうとしてつまずく人は多いですね。メルマガを何通かだけ書いて終わったという方をよく見ますが気持ちはわかります。

板山翔税理士事務所 代表 板山様

ーメディチョクを始めてみていかがですか

メディチョク内では士業への需要は高いと感じました。一般的に士業の方がメディア露出をしている例は少ないです。少ないということは需要がないのか、皆がやっていないだけで、やればできるのかを考えていたのですが、実際にやってみたところ後者でした。需要はあるし成果も出たのでメディチョクは広報ツールとして使えると思いました。

それと、メディアの方は思ったよりこちらからのアクションに応えてくれるなと感じました。今は某大手ビジネスメディアさんで連載を持たせて貰っていますが、こちらから「こういう記事をあげたらどうか」と提案したら載せてくれたこともありました。

ーメディチョクを活用する上で心がけていることや工夫していることはありますか

何でも試してみようという気持ちで、依頼が来たらとりあえずやってみるようにしています。ただメッセージを交わす上で相手のことを考えながらやりとりをするということは意識しています。相手に喜ばれないと意味がないので、私だけの意向ではなくてメディア側の意向にも合わせるように考えています。そうすることで新たな依頼に繋がると思います。

例えば、私自身はリスクを避けるために記事のタイトルは当たり障りのないものにしたいのですが、メディアにとってアクセスを集めるためにはタイトルは重要です。多少強い表現になってしまうのは仕方がないと、できるだけ許容するようにしています。

ーメディア露出をするようになってお客様の反響はいかがですか

情報の信頼性が高まったと思います。顧問先では以前からメルマガやブログに好評をいただいていたのですが、より良いと言って貰えるようになりました。同じ文章であっても個人のブログ記事とYahoo!ニュースやビジネスメディアに載っているのとでは、第三者からの情報発信という意味で情報に対する信頼性が違うと考えています。

また最近知り合った方でも、私の記事がYahoo!ニュースやビジネスメディアに載っているのを見て信頼して貰えている部分はあると感じます。直接売り上げに繋がった事例はまだないですが、間接的な部分では十分効果が出ています。今後オンラインで集客するとなると関係性がゼロのところからはじまるので、そこでメディア露出による信頼獲得や差別化ができるのは強みです。

ーメディチョクを始めようと思ったきっかけはなんですか

最初は広報業界のことも知らないのでどこまで信頼できるのかわからない状態でした。ただメディチョクが有名な媒体に露出していたり、金額が広報の一歩目を踏み出すにはちょうどよい値段で思い切って踏み込める範囲だったのもきっかけになりました。

ーメディチョクをどのような方におすすめしたいですか

士業の方にお勧めしたいです。募集情報を見ていると士業向けの募集も結構あります。士業は基本的には相談に答える仕事なので日々募集がたまっていきます。同じく記事も基本は疑問に答えるようなものなので相談と同じように記事も量産できると思います。

士業の方は真面目なので辞書のように法律を羅列した文章を書いてしまう人が多いのですが、それではわかりにくい記事になってしまいます。質問に対して必要な情報を取捨選択して教えてあげるだけでも価値のある記事ができるはずです。法律のことになるとメディアも分かっていないことが多くネタに困っている印象があるので、こちらから提案をしても良いですよね。

攻めの広報をしたい人はとりあえずメディチョク使ったら良いと思います。プレスリリースを出してメディアの連絡を待つより余程早いです。

ー広報面でまた経営者として、それぞれ今後の目標を教えてください

広報面では色々と試してみたいのでラジオやテレビへの出演に興味があります。オンライン専門の事務所なのでWEB媒体に出ることで目標達成できているのですが、前述した媒体にも出たらどうなるのか試してみたいです。

経営者としては、皆が好きな仕事を選べる状態を理想としています。周りを変えていくためにも自分がまずそうありたいです。誰かに任せられるところは任せて時間を捻出し、お客様と向き合う時間を増やしたいと考えています。

板山翔税理士事務所 代表 板山様

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