認知度を高めるだけじゃない。メディア露出がもたらす効果とアプローチ方法
メディア露出と聞いて最初に思いつく効果は「認知度が上がる」なのではないでしょうか。でも実は、メディア露出の効果は他にも沢山あるんです。そこで今回は、認知度を高めるだけじゃない、メディア露出がもたらす効果と取り上げてもらうためのアプローチ方法をご紹介致します。
この記事を読めば、
・メディア露出がもたらす絶大な効果
・メディアへのアプローチ方法
・オススメのアプローチ方法
が分かります!
是非、広報活動の参考にしてみてください。
目次
そもそもメディア露出とは
メディア露出の効果を紹介する前に、まずはメディア露出とは何なのかを整理したいと思います。メディア露出とは、新聞・テレビ・ラジオ・WEBメディアなどの媒体で商品・サービス・人などがネタとして取り上げられることです。
メディアの大小に関わらず、ネタとして取り上げられれば「メディア露出」になります。ただし、メディア露出による影響力や情報を届けられる層はメディアによって異なるため注意が必要です。
メディア露出がもたらす5つの効果
メディア露出がもたらす効果は、大きく分けて5つあります。1つずつ解説していきます。
◎認知の獲得
これは言うまでもないですが、メディア露出をすることで幅広い層からの認知を獲得することができます。例えば、WEBメディアであればインターネットをよく使う若い層に情報を届けやすかったり、新聞であれば比較的年齢層の高い方に情報を届けることが可能です。
◎ブランド価値の向上
認知の拡大により、ブランド価値の向上も期待できます。もし、まだ競合他社が少ないマーケットなのであれば、ブランドとしての地位を確立する後押しになるでしょう。「〇〇といえば貴社のサービス」のような早期の認知獲得ができると、市場でのシェアの独占も夢ではありません。
◎社内統制
メディア露出は、社内統制にも一役買ってくれます。メディアに出ることで、会社の目指すビジョンや方向性を改めて発信することができるので、その情報を社内に共有することで社内の共通認識を確立することができます。共通認識が取れると、意思決定の際に迷わなくてすみます。
◎ステークホルダーへのアピール
またメディア露出は、社内だけでなく社外に対して有益性をアピールする効果も期待できます。ここでいうステークホルダーとは、従業員の家族やクライアント、株主のことです。従業員の家族であれば会社への共感、クライアントであれば契約の継続、株主であれば会社への信頼の獲得が期待できます。
◎採用への影響
採用での効果も期待できます。学生や就職希望者は基本的に、自分が知っている企業の中から会社を選ぶ傾向にあります。そのため、認知度があるとその業界を希望する学生や就職希望者の候補に選ばれやすいです。
このように、メディア露出は認知の獲得だけでなく多くの効果が期待できます。では、メディアに取り上げられるには、どうすれば良いのか。次の章で詳しく説明していきます。
メディア露出に繋がるアプローチ方法
ここでは、メディア露出に繋がるアプローチ方法を解説していきます。まず前提として、「メディアには毎日多くのアプローチがきている」ということを念頭においてください。その上で、「他とは違うな」と思わせる切り口でアプローチすることが重要です。
アプローチ方法①:プレスリリースを出す
まず最初に思いつく手段として、プレスリリースを出すことが出てくるでしょう。プレスリリースは広報活動の手法として、広く一般的に普及しており、書き方講座やセミナーが多く出ています。プレスリリースを出す際には、「どのような読者層なのか」「どのような記事がよく取り上げられているか」「読まれやすい時間帯はいつか」を意識するといいと思います。
アプローチ方法②:直接電話をかける
こちらは原始的な方法ではありますが、直接電話をかける方法もメディアによっては有効です。大手新聞社やマスコミなどは電話番号自体がWEBサイトに載っていないこともありますが、中小メディアであればWEBサイトに電話番号が載っていることもあります。また、市販のマスコミ電話帳や広報ハンドブックを購入すれば、すぐに連絡先が入手できます。
アプローチ方法③:FAXを送る
今では、時代遅れの印象があるFAXですが、地方の新聞社などにアプローチする際にはまだまだ有効な手段だといえます。実際に、弊社が主催するセミナーにお越しいただいたメディア担当者の方もFAXは見ることもあるとおっしゃっていました。メディア露出の目的によってはかなり穴場な方法なのではないでしょうか。
アプローチ方法④:ビジネス交流会などで繋がりを作る
ビジネス交流会などに足を運んで、メディア関係者との繋がりを作る方法もあります。こちらはかなりの時間と労力がかかる方法ですが、うまくいくと他のアプローチ方法に比べてより良好な関係を築くことができます。また、知り合いのつてを探してみるなど、人脈を使った方法も考えられます。
アプローチ方法⑤:PR会社に依頼する
多少の費用がかかりますが、広報部門の立ち上げ時期などには有効です。また、PR会社にはメディアとのコネクションや豊富なノウハウがあるので、自分たちで行うよりもより効率的にメディア露出を実現することが可能です。ある程度予算があるのであれば、検討してみるのもいいでしょう。
継続的に結果を残すために意識すること
メディア露出につながったのであれば、これからも継続的に露出をしていきたいですよね。ここでは、継続的にメディア露出をするために意識することをご紹介します。
・メディア露出の実績を活用する
1つのメディアに出て満足してはいけません。メディア掲載実績を元に、さらなるメディア露出を目指しましょう。実際に弊社がこれまで、お手伝いしてきた中で、小さなメディアへの掲載から実績を積み重ね全国ネットのテレビで取り上げられた事例もあります。
・メディア担当者と良好な関係を築く
メディア担当者と定期的に連絡を取ることも忘れてはいけません。担当者はネタに困った際、プレスリリースよりもいつも関わりを持っている企業を優先する傾向にあります。ですので、イベントごとに情報発信を行うなど、定期的に連絡を取ることをオススメします。
・属人的にならないようノウハウを蓄積する
広報活動はメディアリレーションが重要となるので、属人化しやすいです。しかし、もし専属の広報担当が何らかの理由で退職する場合や新人が入ってきた場合に、そのノウハウを活かせなければ継続的に結果を出すことが難しくなります。誰でも結果が出せるよう、ノウハウを蓄積したり、テンプレートを作るなど対応しましょう。
メディア露出の最初の一歩が難しいあなたに
いかがでしたでしょうか。ここまで、メディア露出の効果とアプローチ方法をご紹介しました。メディア露出は、様々な効果が期待できるので、是非取り組んでみてください。
とはいえ、
「そもそも広報担当がいない」
「最初の一歩が難しく広報に取り組めていない」
「形になるまではどこかに依頼したい」
など、広報に関する課題は様々だと思います。弊社では、メディア側から直接メディア出演・取材依頼が届き、高確率でメディア出演が可能な「メディチョク」というサービスを提供してます。
現在、多くのメディア関係者が利用しており、低コストで広報担当を設けずに広報活動を実現することも可能です。是非「メディチョク」を使って、効率的に自社の魅力をPRしてみませんか?