広告換算価値は約1,000万円。Yahoo!ニュースにも転載。その秘訣に迫る
地域密着型の「お肌のかかりつけ医」として東京都練馬区に2015年に開院したサマンサクリニック。コロナ禍で減少した来院者数の回復を図るべく、広報活動をメディチョクに賭けた。
メディアの新着情報をチェックしては積極的に応募し、マッチング件数は全ユーザーの中でもベスト3に食い込んでいるという。同クリニックの貞政裕子院長に話を聞いた。
利用4ヶ月で広告換算価値はおよそ1000万円
従来の広報活動は駅看板などがメインだったのですね。
貞政院長:そうです。駅看板やインターネット広告など出しています。でも、どの広告がどれだけ効果があるか分析しづらくて。
広告費だけでかなりかかっているのでもう少しコストを下げたい気持ちもありますが、やめた時にどれぐらい売上が落ちるんだろうと思うと、こわくてなかなかやめられないんです。悩んでいた時に、メディチョクのお話を頂きました。
メディチョク:仰る通り、SEOやインターネット広告は、効果が見えづらくてもやめるのが不安でずるずる続けてしまうケースがとても多いです。
貞政先生には以前、弊社が取材させて頂いたことがあって、そのご縁でメディチョクをご案内させて頂きました。最初に話を聞いた時、どう思いましたか。
貞政院長:毎月お金を払って仕事を増やすと考えるとあまり乗り気にはなれませんでした。でもコロナ禍で仕事の先行きが見えない状況だったので、これに賭けてみようという気持ちでした。
メディチョク:メディアはコロナ禍であっても発信する情報は減りませんし、オンラインや電話でも取材ができます。そういう意味では良い機会にメディチョクをご紹介できたんじゃないかと思います。
貞政院長:そうですね。かなり迷いましたが、やってよかったと思います。どうせやるならしっかり活用しないともったいないので、メディアから出される募集情報を常にチェックして、合いそうであればどんどん応募しています。
メディチョクの全ユーザーの中でサマンサクリニック様のメディア掲載数は3位以内に入っています。ここまでマッチングに至る秘訣は。
貞政院長:こっちが知りたいぐらいです(笑)。皮膚科は案件が多いジャンルだとは聞いていましたが、そこまでトントン拍子にいくとは思いませんでした。
何でしょうね、募集情報に対する応募コメントの文面も「練馬区で皮膚科を開業しております。よろしくお願いします」という具合で、いたってシンプルですし。
思い当たるとすれば、プロフィールでしょうか。プロフィール欄を8割以上埋めるとマッチングの確率が上がると書いてあったので、個人とクリニックのプロフィールはどちらもかなり力を入れて詳細に書きました。
メディチョク:サマンサクリニック様の獲得広告換算価値は約1000万円。これは利用4ヶ月の時点では、かなり効果を感じていただけたのではないでしょうか。
記事がYahoo!ニュースに転載されることも
貞政院長:今はあまりピンとこないのが正直なところです。患者様もわざわざ「記事を見て来ました」とかおっしゃいませんからね。でも始めてまだ半年足らずですから、実感が出てくるのはこれからかもしれませんね。
メディチョク:先生の監修記事が2回にわたってYahoo!ニュースに転載されました。それだけで数千~数万ビューは期待できます。
もしかしたら言ってないだけで、記事を見た患者様もいるかもしれませんし、まだ来院したことがないけど記事を見て「今度行ってみようかな」と思っている人もいるかもしれません。ぜひ問診票のアンケートなどで「記事をご覧になりましたか」と聞いてみてください。
メディチョクの機能面の使い心地はいかがですか。
貞政院長:使いやすくなってきていると思います。一度に何件も応募するので、応募内容がメールで届く機能は助かります。
何に応募したかすぐに確認できますからね。忙しいと、自分で応募した案件のスケジュールをうっかり忘れそうになるのですが、サポートスタッフの方がこまめにリマインドしてくださるので頼りにしています。
そういえば、プレスレターって何ですか。まだ使ったことがないのですが。
メディチョク:メディチョクのユーザーからメディア関係者に対して情報発信ができるプレスリリースの簡易版の機能です。メディア側がメディチョクのページを開くと必ず目に留まるように表示されます。
たとえば「こんな機器を導入しました」とか「オンライン診療をはじめました」というような情報に写真を添えて、メディアに直接アピールできるわけです。ぜひご活用ください。
貞政院長:ブログ感覚でできそうですね。実はブログもやっているのですが、どれぐらいの発信力があるのかいまいち分からなかったんです。メディアに確実に見てもらえるなら、使ってみたいと思います。
メディチョクを通して、どのようなクリニックを目指しますか
貞政院長:当院は都内では外れの方にある個人経営の小さなクリニックで、今は近隣の患者様が多くご来院くださっていますが、もう少し広い範囲からも来て頂けると嬉しいですね。
アクセスのいい都心にある大手のクリニックよりも小さくて郊外にある当院を選んで頂くためには、やはりブランディングが大切だと思っています。これからもメディアで情報を発信し続けることで、「選ばれるクリニック」を目指したいですね。