2025年5月期 11月度 月次売上高説明資料

セグメント別では濃淡はあるがグループ売上高は上半期予算を上回る見通しで推移。

2025年5月期 11月度 月次売上高説明資料
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挨拶

株式会社Enjin、取締役COOの原口です。先月に引き続きまして、2025年11月度の月次決算の発表をさせていただきます。お手元の資料に基づいてご説明させていただきます。
11月のグループ全体の売上高は2億8400万円となり、6月から11月までの累計は14億200万円となりました。

また、セグメント別の売上高につきましては、PRコンサルティングサービスが2億5600万円、メディアプラットフォームサービスの売上が2800万円とそれぞれなってございます。

Executive Summary

グループ全体の売上高につきましては、上半期の予算を上回る見通しで推移してございます。
なお、詳細につきましては、来月に予定しております半期の決算発表において開示をさせていただきます。
また、セグメント別の売上ですけれども、PRコンサルティングサービスは堅調に推移してございます。一方で、メディアプラットフォームサービスにつきましては、現在、営業活動方法の見直しとマーケティング手法の改善に取り組んでおります。
現時点で私たちが認識している課題と打ち手については、この資料のページの通りです。

現状の課題と打ち手(12月時点)

詳細について順番にご説明させていただきます。

まず、営業力ですが、従業員のスキルアップに注力をしているようになりました。特に、11月が上期の折り返しということになりまして、12月以降に始まります下期に向けて、業績に基づいた評価制度に加えて、営業スタッフのスキルアップのために、社内のアカデミーを設置することにいたしました。
これにより、単に業績や成績で従業員のモチベーションを上げる。会社が全体として、従業員の全体の成長にコミットしていく。と、そのような体制をより明確にしていくということを取り組むことにいたしました。

採用力の強化につきましては、これは従前より引き続き実施している施策ではございますけれども、11月、12月にかけまして、人事採用部門の体制が本格的にスタートしまして、現在、幹部が中心となりまして、採用・面接プロセスを推進しているところであります。

また、営業効率の向上という点につきましては、1つ目でご説明しましたスキルアップとも関わることではあるのですが、引き続き営業手法の浸透と強化を実施してまいります。また、合わせてAIの活用による効率化も引き続き対応を進めております。

次に媒体力についてでございます。媒体力の強化についても、これまでもご説明しているところですけれども、媒体の一部につきまして、キャスティングの見直しに着手いたしました。
キャスティングだけではなく、ストーリー性を見直すなど、媒体力の強化に資する施策に引き続き取り組んでまいります。
また、媒体力の強化は同時に営業サイドによる効率的な販売と営業計画との両輪が回ることが大切でございますので、この両輪がうまく連動するように、引き続き社内の連携を強化してまいります。

ステマ規制への対応でございますが、これも従前から経営課題に上がっておりまして、担当部門で対処してまいりましたが、2025年1月から放映される番組につきましては、媒体社との合意を取れた内容が放映されることになり、一旦、ステマ規制への対応というのは、私たちの経営のフォーカスから外れるわけでございますが、規制当局の対応等を引き続き注視しながら、適宜、適切な対応に進めてまいります。
最後に、私たちの経営力全般についてでございますが、経営戦略を策定する、私たちのスキルを強化するという取り組みは、まだ引き続き途上であります。前段でも申し上げました通り、人事採用部門の強化により、これからより前向きな施策に取り組んでいくということに、私たちは課題設定をしたところでございますので、これを引き続き実施していく、人事採用戦略を起点とした会社戦略を作っていくと、この方針を引き続き推し進めてまいります。

事業ウィングの拡大につきましては、CVCを設立するというお題を掲げておったのですけれども、実際の投資先候補とのコミュニケーションを本格化させていただいております。M&Aだけでなく、事業、一部資本提携も含めた、さまざまな事業拡大の機会を引き続き模索してまいります。

最後になりますが、その他につきましては、ストックKPIの計測を廃止するということは、先月よりご説明しているとおりでございますけれども、言うまでもないのですが、私たちは営業会社でございますので、新規の案件を獲得するということが、すべてのKPIの起点になるという認識と同時に、そこに至るさまざまな過程を経て、「売上」というKPIのツリーの頂点ができあがるわけですが、この過程について、現在、引き続き、より精度の高いKPIの体系の確定に前進してございます。
これにより、経営見通しの可視化と精度を強化していくということで、投資家の皆さんに、私たちの事業の解像度をより高めていただくように取り組んでまいりたいと思います。

本日の発表については以上でございます。お手元の資料につきましては、先月示させていただきました現状の課題と打ち手が付してございますが、これは先月ご説明させていただきました内容と重複いたしますので、割愛させていただければと思います。

本日の発表は以上になります。どうもありがとうございました。

株式会社Enjin IR