2025年5⽉期 10月度 月次売上高説明資料
月次売上高の速報を当月より開始。開示項目は順次拡大を検討中
2025年5⽉期 10月度 月次売上高説明資料挨拶
原口博光:
株式会社Enjin 取締役COOの原口です。本日は先日11月12日に発表させていただきました2025年5月期、10月度の月次売上高についてのご説明をさせていただきたいと思います。
これまでEnjinでは、上期と通期の決算発表の2回のみの決算発表だったのですけれども、2025年5月からはクォーターごとの決算発表に加えて、月次の速報についても投資家の皆様に開示させていただくという方針をこれまでご説明させていただいておりまして、月次速報をさせていただくのは今回が始めてとなります。
まだ始めたばかりのことですので、売上のみの開示となっておりますけれども、順次、社内の体制を整えながら、投資家の皆様への情報開示をより厚くしていく所存でございますので、どうぞ引き続きご理解をいただければと存じます。
月次売上高の速報を当月より開始。開示項目は順次拡大を検討中
では早速ですが、今回開示させていただく、2025年度の10月までの数字が今画面で表示させていただいているとおりです。見方といたしましては、グループ全体の連結の売上高の月次の内訳とその累計、下の段がセグメントごとのそれぞれの内訳という風になってございます。
10月度自体はグループ全体では2億6000万円、それまでの累計は11億2000万円の数字となっておりまして、それぞれの内訳は、PRコンサルサービスが2億3500万円、メディアプラットフォームサービスは2500万円とそれぞれなっております。
これを6月からの月次の推移で見てみますと、6月からは順調な滑り出しだったのですけれども、やや7月と8月、9月と弱含みな傾向だったのですが、改めて10月度に売上がまた戻ってきたという風な推移になっております。それから、PR コンサルサービスとメディアプラットフォームサービスのそれぞれの内訳ですけれども、PR コンサルサービスの方が順調に回復基調に戻ってきているんですけれども、メディアプラットフォームサービスの売上がやや苦戦しているというような状況になっております。
次のページをご覧いただきたいのですけれども、これは先月の第1四半期の説明の際に説明させていただいた資料を再掲げさせていただいているんですけれども、この業績の回復の推移に事業部ごとに差がありますのは、この営業力、媒体力、経営力の3つのうち、営業力に関する施策が走行するスピードが、PRサービスの方がより早く出てきたというところと理解しておりまして、プラットフォームサービスの方につきましては、まだ施策が浸透する途上にございまして、今期中に順次回復していくということを見込んでおります。
10月までの月次決算に関しては以上になります。
現状の打ち手と課題
それからこの場をお借りしまして、先般の第1四半期の決算発表の後に、投資家の皆様からご質問が多く寄せられました当社の事業内容について、ご説明をさせていただきたいというふうに考えております。
私たちはPRサービスを事業の主力にしておりまして、これが祖業であるんですけれども、私たちが実施しているPRサービスと、よくある広告サービスの違いについて、私たちの方が投資家の皆様にまだ十分にご説明しきれていないというところが、これまでの投資家の皆さんとの会話で分かってまいりました。
弊社が実施しているPRサービスと私たちが実施しておりますのは、広告ではなくPRサービスであるということです。
また特に投資家の皆様からご質問を受けますのは、様々なクライアントの事業環境の変化によって広告宣伝費が削減される、そのような場合に私たちの主益環境に悪い影響を与えるのではないかと、このようなご質問も多くございました。
しかし、景気の変動によって企業の広告宣伝費が削減されることはあっても、私たちのPR事業、PRサービスは、企業が支出する広告宣伝費の支出に左右されにくいという性質がございます。
過去の経営実績を見ましても、特にコロナ禍において企業の広告出稿傾向が縮減する中においても、私たちのPRサービスは、コロナ禍における経済の悪影響をあまり大きく受けなかったというところからも、一般的な広告サービスと弊社が提供している広告サービスが、企業様にとって必要とされている度合いが、おそらくその広告サービスと違いがある。事業環境や景気動向に左右されない事業を推進することができているのだと、そのように理解いただければと存じます。
また、私たちの事業自体の強みも去ることながら、一般的なPRサービスと比べて、私たちはメディアの皆様と一緒に企画を作らせていただき、それをパッケージ化することによって、私たちのPRサービスの商品の費用、あるいはその作戦に係る工数をより効率的に実施することができております。私たちと同様なサービスを実施されておられる企業様、他にも何社かあるように理解しておりますけれども、私たちのような価格構成で、お客様に満足をいただけるサービスを提供できている会社は他にはないと、そのようなところがまた改めて弊社の強みでもあります。
私たちのサービスは、上場以前から全国に、多くのクライアント様を持っておりますけれども、業種も特定の業種に強く依頼するのではなく、40以上の業種に広く渡り、また全国47都道府県にクライアント様を広く持っているところも私たちの強みというふうになっております。
以上が私たちが持っている事業に関する説明でございます。
次回、私たちが投資家の皆様に決算を発表させていただきますのは、約1ヶ月後の12月に、11月度までの月次決算を発表させていただくことを予想しております。
この間、投資家の皆様からのご質問を踏まえて、翌月以降も決時の決算に加えて、弊社の事業についてもよりきめ細やかにご説明させていただくようにしてまいりますので、これからもEnjinの事業の動向について、皆様のご関心をしっかりと受け止め、決算の説明に尽くしてまいりたいと存じます。以上です。